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水温上昇のために…

師走になって忙しい時期となりました。何かと忙しい…。

さて以前熱帯魚を飼っていて失敗した時のことを思い出したので少し。
この冬の寒い時期になると熱帯魚はヒーターが必須となってきます。しかし去年の自分は熱帯魚を飼っていた水槽に都合上ヒーターを入れてないものができてしまいました。確かベタのメスだったと思うのですがいくらなんでも寒そうでした。そこで少しでも温めようと水槽の中に沸騰した熱湯をくみ、水でぬるま湯にしてからベタをその中に放流しました。先に言っておきます。絶対にしないようにして下さい。
まずそもそもですが、熱帯魚は温度変化に弱いものが多いです。なので急に温めたり冷やしたりしてはいけません。入れるときは温度調整をしましょう。また低温に弱いものが多いので仮に一度温めても冷えるようではあまり効果は望めないと思います。
そして最大の過ちは沸騰したお湯を入れたこと。少しならまだなんとかなるかもしれませんが掃除がてらと思っていた自分は結構な量を入れて、それを水でぬるま湯にしていました。いけないというのは溶存酸素の量です。一度沸騰させてしまうと水の中の酸素はすべて出ていってしまい、それを魚に与えてしまうと窒息してしまいます。一度やってしまってから気付きました…。可哀そうなことに入れられた途端にベタはおかしな泳ぎ方をしたのですぐに元の水槽に戻されました…。幸いすぐに戻したためなんとか生き残りましたが、可哀そうなことをしました…。

それと水槽の水換えは半分くらいずつ換えてください。一気に変えてしまうと環境が変わってしまい、魚にも影響が出ます。魚にもよりますが。
今いる赤ヒレ夫婦とキフナ2はかなり丈夫な部類なので水換えはほとんどしていません。水槽の底に石を入れ、有害物質を分解するバクテリアをたまに入れるくらいです。かの有名なコンラート・ローレンツ先生も「ソロモンの指環」でアクアリウムはできるだけ手を加えないのがベストだとおっしゃっていました。(めんどくさいからとかではないぞ!…ないぞ…?)。

ともかく冬のアクアリウムの管理は大変です。魚さんたちには頑張って冬を乗り越えてもらいましょう!



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