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GW一人旅3

…レポートに追われていました…GW中暇な時あったはずなのに…!!!

さてすでに1週間たってしまいましたが…。まだ書きたいことが多いぞ…??
前回から続き。宮城峡蒸留所。
「工場見学ですが何と工場内撮影自由!おお!これはカメラ構えるのが好きな人にはうれしいお知らせだ!
まず第一に訪れたのは受付したところから近いキルン塔です。キルン塔は原料の発芽させた大麦をピートと呼ばれる草炭を燃やして原料を乾燥させます。この時にモルトウイスキー独特のスモーキー・フレイバーがつきます。案内の際にはピートを見せて触らせてもらいました。園芸の土の一種にピートモスというのがあるのですが(とてもふわふわしたやわらかい土)それを想像しながら触ったらびっくり。とても固められて堅かったです。このピートは北海道から運んでくるみたいです。にしてもにおいがないピートで良い香りのするウイスキーが出来るなんて不思議ですね。…っとピートの写真撮り忘れた(汗)。
お次は糖化槽。大きな銀色の容器が!ガラス越しでしたがすごく大きいことがわかります。ここで麦芽は甘い麦汁に変えられます。この時の水が決め手。自然に囲まれたニッカの土地のきれいな水によって宮路峡蒸留所のウイスキーは造られています。
糖化槽の横には制御室。ここで容器の中を管理しています。
そしてそのさらに横には醗酵室です。ここも大きい…。50L×22本あるとか…すごい量!醗酵室では先ほど作った麦汁に酵母を加え糖をアルコールに変えます。この時にお酒になるんですね~。ここまでの過程は大体ビールと同じです。アルコール度数は大体7%~くらいになるそうです。もうお酒にはなっていますね。
さてその次からがウイスキーの過程。先ほど作った醗酵液を熱して香味成分やアルコール分を取り出します。通常だと蒸留は二回行うそうです。
ポットスチルポットスチル像

写真に挙げたような形…ちょっと本物の方は全体像が見えませんが、ポットスチルと呼ばれる釜の形や加熱方法によりタイプの違った原酒がつくられます。面白い形をしていますが、これが味わいを滑らかにするのに適しているとか…。なるほど…そうだったのか…!
ついにつくられた原酒は最後の工程、熟成に入ります。実際これが一番長いんですけれどねw。オーク材の樽に詰め長時間、それは長時間詰めます。この長い時間や周りの環境により豊かな香味ときれいな琥珀色のウイスキーが出来るのです!!
この熟成に使うの樽が置いてあるのが貯蔵庫。案内の人が貯蔵庫を開けて下さり中に入ったとたんすごいウイスキー…いや樽の香りがすごくしました。香りと雰囲気に圧倒され案内の人の話を聞いていませんでした…ごめんなさい(´・ω・`)。
中では貯蔵して一カ月のモルトの香り、そして5年、12年のモルトの香りの違いを比べることができます。どれどれ…。
一カ月モノ…うわっ!すごい強い麦麦した香りが…(←なんじゃそりゃw)。荒々しく長時間嗅げない…。
5年モノ…ん…んん!?お、ウイスキーの香りがする。色も琥珀色になっていて本物のウイスキーだ!
12年モノ…もう樽の香りと同じになってる!お~飲んでみたい!w。
ウイスキーは樽で熟成されていますが樽も木製で出来ているため呼吸をします(空気の出入りがある)。そのためウイスキーの水分やアルコール分が年々蒸発してしまいます(年1~3%)。12年程度のモノだと30%、20年以上だと50%も元あった全体量から失われてしまいます。これを天使の取り分と言います。昔の人はウイスキーをおいしくするために天使が持って行ってしまう分と考えていたみたいです。しかしこの取り分のおかげで年を重ねたウイスキーは出来る量が少なくなってしまい、そのためお高い値段で売られているというわけです。年代物のウイスキー……どんな香り、味がするんだろう…?

さて見学も一通り終わり、最後に製品等の紹介がありました。宮城峡蒸留所は「ニッカ1番地」という地名にありますが実はニッカという土地、新川川(にっかわがわ)という川から来ています。ニッカというブランド名はもともと「大日本果汁株式会社」を略した「日果」であり(「日課」になるようにと願ってつけたというのも噂で聞いたことがありますが…)、新川川の名前とは関係なかったそうです。工場をつくる際ニッカの創設者である竹鶴政孝社長が知らずに造ったとという逸話が…。ニッカウヰスキーの歴史の部分wiki参照。
説明の後はとうとう試飲タイム!今回試飲出来るのは「宮城峡12年」「鶴17年」「アップルワイン」。
まず口にしたのは宮城峡!程よい香り…ストレート⇒水割で飲んだらとてもすっきりしていてよかった!
お次は鶴17年…ストレートでも飲みやすい…。そしてほんの少し水を加えただけで抜群においしい…。ああ…いい感じ。
最後はアップルワイン。大日本果汁株式会社でリンゴジュースをつくっていたらしいのでどんなお味かと期待して飲んでみると…。うわすごく甘い!びっくりするくらい。そして飲みやすい。しかし22度もある…これは酔いそうだ…w。
味わって飲もうとしていたんですが次のお客さんが来たのでそそくさ撤退。でもいいお味でした。
さて見学も終わったことだしお土産コーナーに…っとと!少しよてしまったみたいだ…。ふうううう…!。」

今回はここまで。次回はお土産コーナーといろいろ気になったことやまとめを。

追記~
アルバムブログで書いたところまで更新しました!コメントもちょっと書いてあったりするので暇ならドウゾ。ー(´ー`)ー



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