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再生可能エネルギー代

ここ数日そこまで天気が悪くないのにも関わらず涼しい、むしろ寒いくらいの日が続いています。…異常気象?
でもそんな涼しい日が続くとわざわざ冷房をつけなくても良いので助かります(特に暑いの苦手なので)。こういう日が続けばいいなぁ…(ただし農作物が上手く育たないなどの弊害が出そうですが…)。

さて冷房代…ではなく電気代について、8月から変更があるようです。「な…何だと…!本当に冷房代というものができるのか…!?」←違います。
新たに「再生可能エネルギー賦課金の負担」というものが追加されます。
なんぞや?という方、簡単に言うと「再生可能エネルギーをつくっているところから電気会社が買い取るから、その分電気使っている人も負担してね。」ということです。
…こういう書き方をすると「電気会社は自分の電力を売っているだけなのに電気つくってない一般の人に追加料金求めてるぞ!?」と思う人もいるかもしれませんが、これは一概に電力会社が得をしているわけではない?ようです。

例えば再生可能エネルギーの代表、太陽光発電で各家庭で発電した電気を電力会社が買った場合、自分のところでつくった電気の二倍以上コストがかかります。つまり普段自分のところで発電した電気を売った方がお金がかからないのにわざわざ高い電気買ってまで売る、ということになります。これは電力会社にとっては損が出るだけです。
じゃあなんでこんなことをしているかと言うと、「なんとかして太陽光発電などを一般化して未来のエネルギーのコストを下げよう」といったところの国の方針でしょうか(エネルギー自給率をなんとかして上げようなどの考え等も)。これは経済産業省の資源エネルギー庁が決めた国の方針です。つまり再生可能エネルギー賦課金は電力会社が決めたものではなく国が決めたものです。電力会社だけで負担したら損で潰れちゃうかもしれないからみんなも負担してね!ということです。これは他の国でも取られている政策みたいです。

…ただ疑問点もあります。この制度に沿って、「よし!ウチでも太陽光やろう!」と考えて設備を整えて電気を売れる人はいいです。そして増えることも自給率の向上になって良いと思います。でもみんながみんな設備をつくれるわけではないですよね。
電気をつくれる設備を持っている人は電気をつくって売るため再生可能エネルギー代がついても自分に返ってくるだけです。しかし持っていない、そんなお金がない人にとってはただただ支払う負担が増えるだけです。なんだかお金がある人だけが助かるシステムにも見えなくもないです(まぁ実際太陽光発電の設備や維持費用を考えると利益をあげるのは先のことになりそうなのでどれくらいお金持ちが助かってるのか分からない部分が多いですが…(汗))。
…みんながお金持ちになってバンバン設備をつくれるようになればいいのに(景気のせい)。

新しく出来た再生可能エネルギー代。
…どうやら日本は当分模索するような気がします。再生可能エネルギーは長い目で見ていかなければいけない…ので。
しかしエネルギー不足は迫って来ている気がしてなりません。
大丈夫でしょうか日本…??



コメント
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